建築事例

川の流れの聞こえるコンパクトな別荘

work_10_01
previous arrow
next arrow

コンパクトと言いながら仲間が集まってみんなで食事を用意して楽しめる別荘にしたいということで特注のダイニングテーブルは3m近い幅がある。

浴室も川の流れる方向に向いており、窓を開ければせせらぎの音が聞こえてくる。床と腰壁は十和田石、壁と天井はヒバ材仕上げ。

17坪に満たない平屋なので非常にコンパクトであるが、寝室まで含めすべての部屋を回遊できるプランになっているため、不思議なほど狭く感じない空間体験となる。

主役は集まった人とみんなで作った料理、ということで照明を絞ると窓から入る緑が一層際立ってくる。

部屋の中と外をつなぐ中間領域としての縁側。実際にここを何かに使うというより、外のワイルドな緑との距離感が心地良い。