建築事例
					緑の斜面に向けて開かれた別荘
 
斜面に建てれば富士山も見えるということで土地を見に行くと、確かに富士山は見えるけれど、隣の別荘の室外機が並んでいるのも見えている。更に道を挟んで隣には大きな施設の建物も見えている状態だったため、樹木も多く残っている斜面を取込む配置を提案させていただいた。
 
斜面の上に生活道路があるが、大きく張り出した軒と道路境界の生垣によって家の中まで視線が入ることは無いように調整されているため、基本的にブラインドは必要無い。(気持ちのため実際には天井にブラインドを埋めている)
 
建物の横幅いっぱいに広がるテラスは奥行きが一間半と半間の軒をあわせて3.5m程ある。家の外に、もう一つのリビングがあるような感覚。


